【世界を喰らう in ベトナム】吉祥寺「フォーティントーキョー」
ベトナムには何かと思い入れがあるんです。
若い頃(と言っても30代)に、当てもなくフラフラとハノイやホーチミンをほっつき歩いていたのですが、なんせ食べ物がウマかったし、地元の人もみんな優しかった。
帰りに立ち寄ったお土産物屋さんでは、ヘンテコなトラブルもあったりして。
「ノーリアル!ノーリアル!」
当時疑われたベトナム紙幣
土産物屋のお母さんがコレは偽札だと言って譲らないものだから(当時はかなり出回っていました)、ピンピンの日本札で払ったら、
「やっぱり日本人はグレイト。みんな正直で感心だ」
とかなんとか言ったあと「娘に会ってほしい」などと急展開。
店の奥から中学生みたいな子どもが出てきて「嫁にどーだ?」だって。お母さん。「犯罪」って言葉知ってる?
こんな子どもを連れ帰ったら、あっという間にお縄でっせ。
「もうすぐ18歳だからいーだろ」って嘘つけ。どー見ても14〜15歳だろ。
半信半疑で娘と話すと、中々流暢な英語を話すではないか。ありゃ?ちゃんとした教育を受けてる?
まんざら18歳も嘘ではないかも…とは言え、いきなりで踏ん切りもつかず、土産物屋を去ることに。
今振り返れば、随分明るくて人懐っこい娘だったなぁ、なんて思ったり思わなかっり。
スイマセン。長々と一人語りをかまして。とにかくユニークな思い出がたくさんあったのです。
そんなベトナムの基礎情報はコチラ(↓)。
1 面積
32万9,241平方キロメートル
2 人口(2022年、越統計総局)
約9,946万人
3 首都
4 民族
キン族(越人)約86%、他に53の少数民族
5 言語
6 宗教
7 主な著名人
ホー・チ・ミン(政治家)
うーん。主な著名人を調べてみたんですが、全くわかりません。
ホー・チ・ミンさんも政治家にカテゴライスして良いものか微妙ですが(革命家?)、とりあえず挙げておきました。
それと上記の基礎データにはないのですが、ベトナムは人口が1億人で平均年齢は31歳(!!)と言う「これから感」に満ち溢れた国です。
どう見ても間違いなく発展が約束されているので、今後の動向は是非とも抑えておくべきでしょう。
もちろん食文化もマークしたいところ。その一つがフォー。アチラでは国民食としてお馴染みですが、少しずつ日本にも浸透してきました。
今回は、そんなフォーの有名店に凸。地元ハノイでは行列も必至だとか。
早速お店を訪ねると、メニューはいさぎよく牛肉のフォーのみ。スゲー。
そこまで自信ありげとは。ますます楽しみ。そしてその期待を裏切らないヤツが着丼。
見て!このクリアなスープ!
ウッマ!ナニコレ!ニュアンス伝わるかわからないけど、韓国料理のソルロンタンに近いかも。でも、出汁の味わいはコチラの方が上。
看板に偽りなし。ホントに毎朝味噌汁感覚で飲みたい位あっさりして、それでいて旨味はしっかり。こんなの日本人みんな好きでしょ。
具材もたっっっぷり。
味変にもトライ。ライムを絞ったり、
卓上の調味料を追加したり、
ブラックペッパーでパンチを効かせたり、
少しずつ変化を味わうのも楽しすぎ!
恐らくヘルシー志向を意識した女性向けなんだろうけど(店内は8割が女性客)、男性も是非。
牛肉やネギなどを、米粉の麺と一緒に摂取できるので栄養価も高め。筋トレ勢さんもどうぞ。
夏場で食欲が減退したときも、これならイケる。
ホント、オススメしない理由が見当たりません。
吉祥寺に遊びに来た際は、必ずお立ち寄りください。
期待は裏切らないはず!