【世界を喰らう in タイ】吉祥寺「クゥーチャイ」
恐らく、この店の常連さんは、こう思うはず。
「いやパッタイだろ!」って。
なんせ店頭から全力でアピールしているくらいだから。
ですが、そこはブロガー。なんとなく他のメニューに興味が湧いてしまうんですね。
で、何を頼んたか。それは基礎データのあとで。
1 面積
51万4,000平方キロメートル(日本の約1.4倍)
2 人口
6,609万人(2022年)(タイ内務省)
3 首都
4 民族
5 言語
6 宗教
仏教 94%、イスラム教 5%
7 宗教
ブアカーオ・ポー・プラ厶ック(ムエタイ) / リサ(アーティスト)
ブアカーオはK−1でも活躍した超有名選手(しかも現役!!)。リサは泣く子も黙るK−POPの雄・BLACK PINKの主要メンバー。
どちらも日本でも世界でも、かなりの知名度。
今後のタイは、ベトナムと並んで、経済だけでなくエンタメ産業でも台頭しそう。
ちなみにワタクシ猫のオススメするタイ映画は、なんと言っても「バット・ジーニアス 危険な天才たち」。
これ見て「つまんねー」とか思っちゃったら、何だったらオモシロイのか逆に問い詰めたい。それくらい完璧に仕上がってるので、未聴の方は是非。
…ハイ。大幅に脱線しました。
でもって、何を注文したかって?
コレっす!
マッサマンカレー。なんか強そう。
もち米で食べると言うのが、また現地っぽくて良いじゃないですか。
バターチキンカレーに近いニュアンスかな?なんて空想しながら、しばし待機。
やって来たのは、前菜の生春巻きとタイの紅茶。
ジュレ状のチリソースをまとった生春巻きはエビがぷりっぷり。ナッツの食感も良さげで、ウォーミングアップから最高すぎ。
謎の紅茶もあま〜い!好きだわ〜コレ。
パンダンリーフ茶に似てるので、真相を確認すべく店員さんに伺おうと思いましたが、なんせ忙しそう!
聞くのは諦めて、のんびり甘いお茶を楽しんでいると、本日の主役が登場。
早速やられました。竹籠とタイの寺院を思わせるステキな器。琥珀色の液体も合わせて美しい。
見た目から楽しげなマッサマンカレーですが、まずはサイドのトムヤムクンから。
手抜き感ゼロ。酸味と仄かな辛味も確認。これでマッサマンカレーへの期待値もグン!と高まりました。
そしてそれを裏切らない旨味が口内で爆発!
ココナッツミルクたっぷりでしっかりとしたコク。
さらに具材もドッサリで、こんなモノを一緒に煮込んだら、そりゃウマいわ!って話。
もちろん、もち米 with 手掴みもチャレンジしましたよ。
素手でカレーに投入 → 素手でレスキュー → いただきます!と言う流れ。
結論。
ウメーーー!
もち米と言っても、日本のもち米と違ってベタベタしてない。炊きすぎた白米のような柔らかさもなく、むしろ独特の歯ごたえがあるくらい。
いただく際は、インド料理でナンをちぎってルーに浸すような感覚。
何より五感をフルに動員して食べるのが、ホントに楽しい。気軽に文化の違いも味わえるのだから、正に一石二鳥。心の底から満足できました。
ただ、他の方のオーダーを小耳に挟んで、やや後悔した点も。
みんなダブルカレーセットを頼んでおる!
そりゃそっかー。マッサマンカレーとグリーンカレーを同時に味わえて、さらにトムヤムクン・生春巻き・紅茶付き。
ファーストチョイスは、こっちだったかな?などと猛省しつつ、マッサマンの旨味を口の中で反芻する猫でした。
次回こそは!