進捗状況 vol.12 〜49歳が18年ぶりにTOEICを受けてみた(いた!編)〜
前回でTOEICの記事はしばらく打ち止めにするつもりでしたが、記憶がフレッシュなうちに、悶絶した出来事を記事にしておくのも良さそう。
なんせ7810円も払ったんだから、せめてブログに書き殴って元を取りたい!
以下、実体験によるドキュメント。
坊や良い子だねんねしな
「またコイツ何言ってんだ?」って話ですが、これは睡眠の話。
なんせ入眠が上手くできなかったり、中途覚醒で何度も目が覚めたりの日々なので、試験前日に眠れないことを避けるため、色々と試してみたんです。
例えばバナナ。
バナナに含まれているトリプトファンが睡眠を促すメラトニンの材料になるので、試験の2週間前から一生懸命食べ始めました。
結論。
効果ナシ。もっと長いスパンで摂取すれば、結果も変わったかもしれませんが、ただただ美味しいだけで終わりました(良かったね)。
次は酒。
夜中に何度か起きた際、一度だけトライしました。寝酒は良くないと言われますが、わずかな時間でも睡眠を稼ぎたかったので。
結論。
シンド!実はメチャクチャ下戸なので、アルコール3%と言えど、全部飲み干すと、心臓が早鐘を打ち始め、むしろ覚醒したくらい。
目ん玉もバッキバキに開いて、朝まで起きたとさ。
「結局、薬に頼るしかない?」とか思いながら、試験前日を迎えたのですが、それまでがあまりに眠れなかったので、その疲れの貯蓄で、なんとか4時間ほど睡眠を確保。
おかげで視界もクリア、頭もスッキリして当日を迎えることが出来ました。ヨカッタヨカッタ。
会場激込み問題
当日は、渋谷の某オフィスビルが会場でした。
そしてそこに集う人!人!人!
信号待ちから会場へ向かう人々
会場前には長蛇の列
「なんでこんなに居るの?」
それもそのはず、当日は約2000人もの人々を収容したのですから。しかも9:25〜9:55と言う短い時間の間で。
会場内もカオス。トイレ待ちでは「フェスなの?」ってくらい長蛇の列が発生。
男性は比較的スムーズに進んでましたが、女性はゆっくり。うーん。みんな無事に用を済ませたかしら?
せめて1時間前に入場できれば、もう少し混雑も解消できたのに。なんでだろう?TOEICさん。良くないよ。
内田有紀に恋をした
前述した睡眠のおかげで気合とやる気をチャージ、意気揚々と会場へ向かったのですが、到着後は、その場の雰囲気に飲まれ意気消沈。
とにかく周りが若い人だらけで、肩身狭いにもほどがある。場違い感ハンパない。
妙に「自信満々オーラ」を垂れ流している人もいて気後れしまくり。
しかし、そんな自分に見目麗しい女神様が声をかけてくれました。
入場後は、受験番号と顔写真付きの証明書を、担当のスタッフさんに確認してもらうのですが、自分の担当は爽やかでお淑やかな内田有紀似の女性!ヒャッホー!(バカ)
しかも本人確認のため、目を合わせて顔面を確認します。嬉しい!
さっきまでの意気消沈から、あっという間にV字回復。
着席後も、内田有紀が受験票を回収&再び顔面確認。ぬぉおぉぉ!やらいでか!
…まだ首と腰を痛める前の話です。
様子のおかしい試験官
書くべきか迷いましたが、確かに居たんです。
ヘンテコな試験官が。
試験会場は、横長の机を縦に並べて、その間を担当の試験官が見回る…と言うよくあるパターン(↓イメージ)。
ここまではお馴染みの光景。ところが、一番右の列の試験官がヘンテコなムーブを披露し始めました。
「ハイ、開始5分前です!今のうちトイレ行く人は行ってください!」
はぁ???
他の試験官も動揺。受験者も動揺。
他の試験官「なんで(扉を)開けたんですか?」
変な試験官「トイレに行ってもらうためです」
試験のしおりには
・9:55までにお手洗いを済ますこと
・それ以降は退出できないこと
が記載されてるんだけど、
なぜかそのルールは無視。右列のみのために、会場中央の扉が開かれ、場内はヘンな空気に。
「今から行くんですか?試験開始と共に閉めますよ?」
はぁ???開けたのアンタやん。トイレに行ってくださいと促しつつ、行く人になぜか最後通牒。
てか5分前に行かせて、万が一リスニング開始後に戻ってきたら、音声の聞き取りに支障が出るだろ。
既に試験用紙は配られた後だし、最悪、外部と情報のやり取りすることさえありえるぞ。わかってんのかね。このオッサン。
試験終了後も、荷物確認で一時的にスマホを取り出しただけの女性に「ハイ、しまってくださーーーい!」などと一喝。しかも自分の担当の列じゃないのに。
トドメは「個人的に聞きますが、空調寒い人いましたかーーー?」
寒いのはオマエじゃ!
みんなもフルシカト。
まあ、アレですね。しごできアピールをしたかったんでしょうね。
しょーもな。
…他にも「香水強すぎ問題」とか「その髪型と髪色が視界に入ると動揺しそう問題」とか、色々ありそうでしたが、直接影響はなかったかな。
それより何より、休日の朝から、苦行にも似た試験に挑んだ方々が、こんなに居たとは。ただただ感服するばかり。
「就職や転職に必要」とか「海外で仕事したい」とか「ネイティブと仲良くなりたい」とか、理由はそれぞれでしょうけど、現状を変えたい!と言う共通の思いは、(肌感ですが)伝わってきました。
皆々様の素晴らしいガッツが、場違いオジサンの琴線に触れたことも最後の最後に付け加えておきます。