今日も無職日和 vol.1 〜マイノリティーに花束を〜

ども。純度100%無職の猫です。

 

どこの誰に刺さるか全くわかりませんが、のんびり書いてみたくなりました。

 

謎すぎる無職の生態や、無職なりの悩みや不安、そしてささいな喜びと僅かな希望etc…

 

そんな日常を、ちょびっとずつお届けしようかなと。

 

初回のテーマは、ズバリ「健常者未満障害者以下」な人たち。

 

強めのワードで耳障りに感じたらゴメンね。

 

でも【正社員 → アルバイト → 無職】と言うフェーズをたどる中で、この手の方をいーーーーっぱい見てきました。

 

具体的には、

①健常者としてフルタイムで働くには身体の不調がキツい

②かと言って、障害者として手当を支給してもらうほどのダメージではない

 

なんとなくイメージできます?

 

みんな多かれ少なかれ、何らかの不調を抱えているとは思うんです。特に一定の年齢を過ぎれば尚さら。

 

例えば、

不眠症
・神経痛
・偏頭痛
・胃腸障害
・目まいetc…

 

これらの症状が単独で現れたときは、薬や適切な休養で回復するでしょう。

 

ですが、コンボで襲いかかってきたらどうでしょう?

 

さらに悪いことに、これらが複合しているときは、慢性化していることも多々あります。

 

もっと悪いことには、医療機関などを受診しても、これと言った数値が計測されず、なんの病名も付かないまま、見放されてしまうケースもあったり。

 

自動的にフルタイムで働くことは、かなり困難になってきます。

 

 

上記の苦境に陥ると、多くの方々は様々な提案してくれます。そしてその際たるモノは行政頼み

 

結論から。

 

行政はまっっっっったく当てになりません

 

正確には、手の施しようが無いんです。せいぜい話を聞いてくれる程度。

 

例えば、明らかに四肢に何らかの障害を抱えている等、目で確認できるダメージには、それに応じた手当が支給されます。また、障害者として認定されれば、障害者採用枠で働くこともできます。

 

しかし、

①健常者としてフルタイムで働くには身体の不調がキツい

②かと言って、障害者として手当を支給してもらうほどのダメージではない

 

この①と②の間で苦しんでいる間は、何の手当もなく、医療費ばかりがかさみ、減りゆく貯蓄と職を失った失意の中で、当てもなくさまようのみ。

 

シンプルに生き地獄です。

 

ここで良くありがちなのは「障害者には障害者の苦しみがあるんだから、安易に不幸自慢するのよせやー!」みたいな主張。

 

充分、承知してます。

 

承知していますが、本来、苦しみと言うのは比較するものではありません。

 

君よりも苦労してがんばっている人がいるんだから君もがんばれ、なんて言葉は無意味で、個人の状況を踏まえずに相対化した幸福にはなんの意味もない。誰だって本当は自分の好きなことや明確な人生の目標に対してしか苦しんだり努力したりはできないものなんだから。

引用:島本理生ナラタージュ

 

ちょっと長めの引用ですが、要するに「アフリカの人はもっと苦しんでるんだからー」みたいなテンプレぶっ込まれても知らんがな、ってことです。

 

だってアフリカの正確な現状なんて誰も知らないし、アフリカに行って、一人一人と実情を比較するなんてことも不可能だから。比較したところで苦しみが楽になるなんてこともありません。

 

結局、それぞれがそれぞれの症状と向きあって落としどころを見つけるしかないんです。

 

とは言え、前述した①と②のグレーゾーンで苦しんでいるマイノリティーの方には、もう少し社会が寛容であっても良いのかな、と言う気はしています。

 

 

自分も色々と不調が重なって無職へと着地したんだけど、それなりに楽しいこともあって、まあまあシアワセかな。

 

その辺りものんびり発信できたら、なんて思ってます。

 

良かったら次回も遊びに来てね。

 

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